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生命環境保全研究室

教員

  • 武田 博清 (教授) Hiroshi Takeda
    Researcher Database

    研究分野: 森林生態系における生物多様性の維持機構 研究室: KE-411
    TEL: 0774-65-6366 FAX:
    E-mail: htakeda
  • 大園 享司 (教授) Takashi OSONO
    Researcher Database

    研究分野: 菌類の多様性生態学 研究室: KE-310
    TEL: FAX:
    研究室のHP: http://www1.doshisha.ac.jp/~tosono/
    E-mail: tosono

 

森林生態系の提供する「食物―住み場所」テンプレート

武田博清 教授

 

森林における生物の多様性を説明するアプローチとして、森林生態系において植物が提供する「食物ー住み場所」テンプレートの考え方により研究を進めている。森林生態系の機能や構造は、植物と分解者の相互作用により維持されている。

 

 

1) 森林生態系の分解系の機構についての研究

落葉-分解者微生物-土壌動物の3者の相互関係を軸に、落葉分解の様式、土壌における養分の現存量、土壌水による養分供給の様式に関する研究を、京都大学芦生演習林、京 都大学上賀茂試験地、滋賀県田上山等で行なっている。

 

2) 土壌における細根の動態と土壌動物の役割

土壌分解系への、細根の供給量、動態についての研究を、上賀茂、タイの常緑季節林、山地林、スギ人工林において行っている。土壌動物の群集構造についての機能を明らかにするための操作実験を上賀茂、細根の研究をタイの森林において、行っている。特に、土壌動物については、操作実験処方によりその機能解明を行っている。

 

3) 森林生態系における樹木モジュール機構

森林の更新や維持機構を明らかにするために、京都大学上賀茂試験地、滋賀県田上山、芦生演習林において、主要な樹木について、枝、葉、芽からなるモジュール単位の動態様式に関する研究を行なっている。

 

菌類の多様性生物学

大園 享司 教授

 

生態系における生物の働きと多様性、生物どうしの関わりについて研究しています。なかでも、菌類(かび、きのこ、酵母)の生態と多様性に注目しています。
菌類の生活の主体は、肉眼で見ることのできない顕微鏡サイズの細胞「菌糸」です。菌糸は微小なため、植物や動物の内部に入り込むことができます。それにより分解を担い、共生関係を成立させています。生態系における菌糸の生活戦略と、多様性の維持メカニズム、植物・動物との相互作用の解明が、研究の目的です。
菌糸は生態系の物質循環を駆動すると同時に、植物・動物の成長やふるまいを変化させることで、生物群集や生態系の成り立ちにさまざまな効果を及ぼしています。極域から熱帯まで、地球上のあらゆる陸上生態系でユニークな生活を営み、独自の進化を遂げてきた菌糸。その環境適応と生態機能を解明し、人間活動がそれらに及ぼす影響を評価するための研究を進めています。
 
主な研究テーマ:
  •  リグニン分解菌の生態と機能的多様性
  • 極域の生物多様性と生態系機能
  • 水草たい肥の環境保全機能
  • 世界自然遺産の多様性保全
  • 相利共生系の機能と進化