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木村佳文教授の論文が日本化学会のBCSJ Award Articleに選ばれました

2015年09月01日

木村佳文教授の論文が日本化学会のBCSJ Award Articleに選ばれました

理工学部 機能分子・生命化学科 木村佳文教授が日本化学会発行の”Bulletin of the Chemical Society of Japan”に投稿した論文がBCSJ Award Articleに選ばれました。
 
イオンから構成されるにもかかわらず、常温で液体状態で存在するイオン液体は、これまでにない新しい溶媒として様々な分野から着目されている。イオン液体に分子を溶存させると、周りのカチオンやアニオンから溶媒和を受ける。本研究では、このイオン液体中に溶存する分子を光励起し、その蛍光を超高速時間分解で測定することにより、溶媒和環境のダイナミクスの評価をおこなった。その結果、光励起をおこなう波長を選別することによって、励起状態において異なる溶媒和環境を作り出せることを明らかにし、またイオン液体によってどのようにその環境が異なるかを明らかにした。本研究の成果は、イオン液体における光化学反応の選択性を向上させる手がかりを与えるものと期待される。
 
 ■雑誌名 
  Bulletin of the Chemical Society of Japan
 
 ■年・巻号
  2015年88巻7号
 
 ■論文タイトル
  Excitation Wavelength Dependence of the Solvation  
    Dynamics of 4′-N,N-Diethylamino-3-ethoxyflavon in Ionic  
    Liquids
 
 ■著者
   Yoshifumi Kimura, Kayo Suda, Mako Shibuya,
   Yoshiro Yasaka, and Masakatsu Ueno